ロシア兵、ウクライナ無人機の攻撃直前にDesertcross 1000-3を放棄

GoPro映像がドネツク州ドブロピッリャ近郊での劇的瞬間を捉える

戦況監視チャンネルで公開された映像には、ロシア兵がウクライナのFPVドローンに命中される直前にDesertcross 1000-3全地形対応車を慌てて放棄する様子が映っている。事件はドネツク州ドブロピッリャ近郊で発生した。

兵士のヘルメットに装着されたGoProカメラが、特攻型ドローンの接近に気づいた兵士たちのパニックの瞬間を記録していた。彼らが車両を離れてから数秒後、無人機はDesertcrossに直撃し、激しい爆発を引き起こした。

中国製のDesertcross 1000-3は、3人乗りの軽量多用途車両であり、ロシア軍によって困難な地形での迅速な移動手段として頻繁に使用されている。2023年以降ウクライナ前線での使用が増加したが、装甲が弱いためFPVドローンの標的となることが多い。

この映像は瞬く間にSNSやTelegramの戦争関連チャンネルで拡散され、アナリストたちは「現代戦におけるドローンの変革的な影響を示すもう一つの事例」と評している。

出典と映像: Telegram @United24media